回転率が勝負の1000円カット

回転率が勝負の1000円カット

一般的な美容室であっても1000円カットの美容室であっても、その美容室の経営の為にはきちんと利益が出なくてはいけません。ですから1000円型との場合、ただ料金が安いだけでは経営的に行き詰ってしまいます。1000円でカットする代わりにお客さんの人数を増やさなくては売り上げは上がらないわけです。お客さんの人数を増やすためには一人のお客さんに対してかける時間を短くするしか方法がありません。つまり1000円カットのお店はお客さんの回転率が全てなんですね。そのためには逆に短い時間でキレイに仕上げなくてはいけない、というプレッシャーも有りますし、それなりの技術が無くては出来ない技でもあります。つまり短時間で仕上げる技術ですね。そのためにはじっくりとカウンセリングをしてヘアスタイルを決めるような時間を取る事も出来ません。その代わりに瞬時にお客さんの希望とプロの美容師が見た目でのアドバイスを踏まえての提案をしなくてはいけないので、それもまたかなりのセンスやひらめきを要求される事だ、と言えるでしょう。一般的には普通の美容室にはそれなりの美容師が、1000円カットでは普通の美容室で働けないような美容師がやっている、というような感覚があるかもしれませんが、実際1000円カットの美容師と言うのは、経験が浅愛人やセンスのない人では務まらないと思いますね。「おはぐろ」という言葉を聞いたことがあると思いますが、これは今でいうカラーリング方法の一つですね。日本では江戸時代にこの「おはぐろ」と言う方法で髪を染めていたと言われています。このおはぐろはタンニン酸と鉄分を使って髪を染める方法で、この方法を使っても10時間程度染める時間がかかっていたと言われているようです。この染料は「びげんこう」と呼ばれていた様で、現在の「美元」と何か関係があるのかもしれませんね。この方法は時間がかかるという難点はありますが、明治時代の後半ぐらいまではこの方法で髪を染めていたものと思われます。このおはぐろの方法で作られた染料は「金属染毛剤」と現在ではよばれている種類のものの様です。後に色々な染料が開発されるようになって、髪の毛を染めるための時間は飛躍的に短くなったようですが、当時は10時間をかけてでも髪を染めたい、と考える人が存在した、という事ですよね。そう考えると日本においても「白髪は嫌だ」「なんとかしたい」という自分の容姿に関する問題を解決しようとするパワーというのはかなりあったのだな、察する事ができますよね。またそんな金属染毛剤も一体どのようにして発券されたのだろう?と思うととても不思議な気がしてなりません。小倉 美容室