美容師は誰のために

美容師は誰のために

美容師、というとみなさんのイメージでは、おしゃれな美容室で颯爽と仕事をしている姿が目に浮かぶと思うのですが、美容師のあり方にもいろいろあります。そもそも美容師を必要としている人、というのは若くてオシャレで…と言う人たちばかりではありません。人は皆髪の毛が自然と伸びるものですから、どんな人でも伸びてきた髪の毛を手入れする必要性があります。もちろん髪の毛を整えなかったから、と言って命に係わる訳ではありません。ですがヘアスタイルを整えておく、と言う事はその人の精神状態と深く関わってくる可能性があります。みなさんだってなにか気分を変えたいときには「ヘアスタイルを変えよう」と思う物でしょうし、ヘアスタイルが上手く決まらない日はテンションが下がってしまったり、と言う経験をすると思います。ですからヘアスタイルを整える、と言う事はその人の精神状態を安定させたり、気分を良くしたり、いつまでもきれいでありたい、と言う気持ちを維持したり、と言う効果があるんですね。それを担うのが美容師であり、それについては老若男女の差はありません。ですから美容師は元々おしゃれで若々しくてきれいな人の為だけに存在している訳ではありません。どんな人にでもその技術やサービスを提供できる存在でなくてはならない、と言えるでしょう。今や美容室の件数はコンビニの件数を超えるのでは、と言われるぐらい飽和状態になっていると言われています。特に都心の様な賑やかな地域では至る所に美容室がある、という印象は拭えません。そういう状況と言うのは、お客さんにとっては自分の好きな美容室を選ぶことができますからありがたい事ではあるのですが、美容師にとっては、特に経営者の皆さんにとっては、集客は勿論ですが、美容室の経営を維持していく事はとても大変な時代になっている、と言っても良いでしょう。しかも少子高齢化の流れで、いわゆるヘアスタイルやオシャレに興味を一番持っている世代の人口は減りつつあります。美容室へ来るお客さんの絶対数は、おそらく減少傾向にあるでしょう。ですから他の美容室と同じような事をしていては、もはや生き残りが難しい時代と言ってよいでしょう。他の業界でも同じです。これまで子どもや若い人たちをターゲットとしてきた業界と言うのは、方向転換を迫られていると言えるかもしれません。そこで目を付けるのがシルバー世代を相手に商売をする事です。美容室も同じです。これまで若い人をターゲットにしてきた美容室も、シルバー世代と呼ばれるお客さんをターゲットにする方向にチェンジしている所も出てきているようです。江古田 美容院